Archive for May of 2009

◆潜在意識のリソース


2009-05-28

「意識が思考を中断すると、潜在意識がそれを引き継ぐ。
そして、終了した課題に対する記憶の忘却は早い」


これは、ザイガニック効果と呼ばれる心理状態だ。


簡単にいえば、未完了の状態は記憶されやすく、
完了してしまえば、忘れるのが早くなるという。


意図的に未完了の情報を与え記憶させることを狙い、
マーケティング手法として活用されることもある。


身近な例では、思う出だそうとして思い出せない場合、
潜在意識がそれを引き継ぎ、あるときふと思い出す。


ウェイターが、注文を受けたときは覚えているが、
料理を運び終わったら、それを忘れてしまうようなもの。


このザイガニック効果を利用する側ではなく、
受ける側としてみたとき考えるべきことがある。


それは、「潜在意識のリソース」という考え方。


潜在意識は、パソコンでいうならば、
メモリーのような役割も果たしているといえる。


メモリーに容量があるように、
潜在意識にも容量があると想定してみる。


しかかり中の案件が多ければリソースを使う。
脳は、大事なことも、無用なことも同じように扱う。


非効率にムダなリソースを使うことなく、
大切なことにリソースを割り当てるにはどうすればいいか。


「物事を完了させていくこと」


やるべきことで先送りしていること。
やらなければ、と思いながらやっていないこと。


心の中で、未完了となっている事柄。
しかかり中の案件は、すべて書き出してみる。


そして、出来ることはサッサと片付ける。
「捨てる技術」がここでも活きる。


「いつか使う」の「いつか」は来たためしがない。
にもかかわらず、潜在意識のリソースは使っている。


大事な決断のためのメッセージを受け取るために、
潜在意識のリソースは、常に最適化しておく。


何ができるかは、ベストな状態にしてからの話だ。


それでは!


10:14:25 - Mikamos - No comments

◆約束


2009-05-26

お金を万能ツールとして理解すると、
大きな間違いを犯してしまう危険がある。


お金は、それ単独では決して万能ではない。
お金は、一定の「約束」の上に成り立っている。


100円玉を100円の価値として互いが信頼し、
それ相当の価値のものと交換する。


そこには、「信頼」がベースにある。


たとえ、10円のパンがあったとしても、
それで、お腹を壊すならば一銭の価値もない。


たとえ、10円のペンがあったとしても、
一文字も書けないならば一銭の価値もない。


100円には、100円の価値が約束され、
それを信頼するからこそ成り立つこと。


その約束の冴えたるものがブランドだ。
ブランドは、「信頼された約束」であるといえる。


お金は、その信頼関係を便利にするツール。
単なる道具に過ぎないと理解することができる。


つまり、金銭授受には「約束」と「信頼」がある。


会社は、仕事という約束の上に給与を支払う。
その額は、約束の度合いの表れである。


では、どうすれば自分の受け取る額を
引き上げることができるだろうか。


このお金と信頼の関係が理解できれば、
その答えを想像することができる。


「自分の行う約束の信頼度を上げる」


この信頼の関係がビジネスそのものだ。
そして、その関係が受け取る額を決める。


対して、お金がすべてを解決するというスンタス。
このスタンスの脆さを露呈した昨今の経済状況。


お金だけがオンラインで流通しているのではない。
社会の根底には、「信頼関係」があることを忘れない。


それでは!


09:17:00 - Mikamos - No comments

◆意思のサイン


2009-05-21

物事を推し進める推進力がないのは、
そこに明確な意思がないからだ。


意思のない存在は、意思あるもの動かされる。


結果的に、「やらされている感」がぬぐえず、
不満やストレスを感じながら行うことになる。


意思を表明することに、
抵抗感を覚える人は少ないないだろう。


しかし、明確な意思を表明し始めると、
ある法則があることに気付く。


意思が正しい方向性を持っているならば、
いとも簡単に受け入れられるということ。


その意思の表明の連続は、
自分で人生を歩む足音を聞かせてくれる。


良い事をしようと肩肘を張る必要はない。
他人の視線や評価におびえる必要はない。


心の奥の良心から発せられるメッセージは、
常に正しいメッセージを伝えてくれる。


そのメッセージを受け取れる状態。
その心の状態を保つことが大切だ。


枝葉末節な出来事に振り回され、
時間に終われるような生活もあるだろう。


しかし、必ず自分ひとりの時間、
精神的に落ち着ける時間を持つことだ。


出来ればノートに向かい、
そこに今の感情ややりたいことなどを書く。


ただ、思いつくままに書き続けてみる。
それぞれの関連性や文章の出来は気にしない。


そこにあるキーワードから、
糸を手繰るように、言葉が繋がっていく。


その工程をやり終えたとき、
意識の明晰さを感じることができるだろう。


それが、「意思のサイン」だ。


思いをめぐらすことは、時に混乱を招く。
だから、書き出してみることで整理する。


意思のサインを行動に変える。
それが、物事の結果をも明確にしてくれる。


それでは!


21:05:00 - Mikamos - No comments

◆勝てる理由


2009-05-19

負ける理由は、敵が強いからではない。
己の力を過信して、我を見失っているからだ。


人は、勝つための方法は考えるが、
負けないようにするための方法は考えない。


孫子は、それをこう説いた。


「負けない理由は、我にあり。
勝てる理由は、敵の中にあり」


勝つことばかりを考えると、
必要以上の攻めをして、疲弊してしまう。


勝てる理由は、敵の自滅にある。
それを誘い出すための「負けない理由」。


勝つための方法という視点ではなく、
負けないための方法という視点。


敵が「勝つための方法」に万進する一方で、
負けないための方法で対抗する。


これは、決して「攻め」を否定することではない。
自滅に追い込むまでの「過信」を否定している。


勝てる理由は、敵の中にある。


自分の実力を最大限に活かすために、
身の丈や実力を知ることは大切なこと。


必要なリスクはとっても、ギャンブルをしてはいけない。


「過信」は、ギャンブルを誘発する。
だから、負けない理由をしっかり認識しておく。


それが、勝てる理由に結びついていく。


この二つの理由が共鳴したとき、
期待した結果を得ることができる。


それでは!


16:21:00 - Mikamos - No comments

◆強みを活かす


2009-05-14

たとえ、同じメッセージを発したとしても、
それを捉える人の価値観で受け止め方は異なる。


人ぞれぞれに価値観が異なるのは、
それまでの経験に基づくものを礎としている。


だから、その違いを正そうとしたり、
自分の価値観を押し付けることは為にならない。


たとえば、チームで行動しているとき、
リーダーのメッセージへの反応は二極化する。


メッセージに共感する人と共感しない人。


共感しない人を皆無にすることは不可能だし、
全体的にみれば、そういう人も必要だ。


だから、共感しない人を嘆いたり、
その人を無理やりどうにかしようとしないことだ。


「弱みを克服する方法は、強みを強化することである」


目を向けるべきは、「共感する人」だ。
たとえ、それが一人でも構わない。


共感する人に目を向け育てていく。
やがて、そのエネルギーは広がっていくものだ。


活動には、批判や妬みなどの、
負のエネルギーが出てくることもあるだろう。


全員に響くメッセージや活動など存在しない。
批判は出てきて当然のことだ。


逆に浸透率が高まれば、批判も増える。
批判は、浸透率のバロメーターと思えばいい。


批判やバッシングを全く受けないタレントは、
逆に熱烈なファンも、圧倒的に少ないものだ。


強みを活かす視点を持つ。
それには、マイナスをプラスにする力がある。


それでは!


15:13:19 - Mikamos - No comments

◆捨てる


2009-05-12

浪費するものといえば、お金や時間。


お金や時間以外にも、
知らず知らずに浪費しているものがある。


エネルギーの浪費。


ここでいうエネルギーとは、
体力的なエネルギーのことではない。


集中力を司るような精神エネルギーだ。
精神エネルギーの浪費は、混乱を招く。


これが、なぜか仕事に集中できなかったり、
なかなか成果に結びつかなったりする要因となる。


その対策として有効なのが、
「捨てる」という技術と取り組みだ。


たとえば、不要なものを溜め込んだり、
そのことに意識を奪われると時間は分断される。


分断された時間で成しえることは小さい。


いつか使うだろうとしまいこんだもの。
その「いつか」が、訪れることはない。


煩雑な机の上やフォルダは、
集中すべきことを拡散させ見えにくくする。


「捨てる」という行為のメリットは、
そこに新しい空間を作ることだけではない。


その「不要なもの」にエネルギーを浪費しないため。


物理的に不要なものを捨てると、
精神的なエネルギーも整理され集中してくる。


そして、「分断された時間」は、
「まとまった時間」となって、成果に結びつく。


現代が、情報化社会といわれ久しい。


イヤでも情報が入ってくる時代だからこそ、
「捨てる」技術が求められる時代。


「新しい時間を作る」ことよりも、
「不要なものを捨てる」方が簡単で早い。


簡単なことから始めよう。


それでは!


10:27:08 - Mikamos - No comments

◆期待に応える


2009-05-07

欲しくないものは、タダでもゴミ。


それを定義するのはプロセスではなく、
受け取る人の状態による。


たとえば、スパムメールがスパムである理由。


その登録や配信までの過程がどうであれ、
その人にとって不要であれば、スパム。


必要である人に必要なものを届ける。
すべてにおいて、この原則を忘れてはいけない。


「欲しければ、まず与えることをしなさい」


この表現の解釈の仕方を間違えると、
その真意を外した行動を取ることになる。


与えるものは、感謝されることが基本。


加えて、「これだけ与えたのに」と、
見返りがないことを妬むなどは持っての外。


意義のある奉仕に対しては、
全く違う方面や方向から返ってくる場合も多い。


それも、何十倍にもなって返ってくる。


人は誰でも、周囲や環境から
何かしら期待されているもの。


だから、与えることの基本は、
始めに期待されることに応えることだ。


期待されていることを知り、感じ取ること。


人は感情の生き物であって、
感情を無視すれば独りよがりになりやすい。


周囲から期待されていることは、
今の自分で必ず成しえることばかり。


感謝されることは、想像以上に難しくない。


肩肘張らず、期待に応える余裕を持とう。
そして、与え感謝される充足感を感じよう。


経済学者のウンチクよりも、
それが、きっと世の中を明るくする一歩になる。


それでは!


22:08:00 - Mikamos - No comments

◆失敗の意義


2009-05-05

過去の失敗や敗北を、
まるで「人生の汚点」のように引きずってしまう。


それが、まるで自分という人格を、
全部表しているかのように感じてしまう。


その敗北は、次なる成功の糧であるはずなのに、
思慮浅い人たちによってダメレッテルを貼られる。


アメリカの投資家達は、
失敗することの、本当の意味を理解している。


彼らは、一度も失敗したことの無い起業家よりも、
失敗を経験している起業家の方を高く評価する。


彼らは、経験上、失敗が学びと成長と糧だと知っている。
そして、失敗なくして成功がないことも知っている。


失敗は、成功の確率を向上させるもの。


それを、理解しない人たちは、
失敗は愚かだ、失敗するものは能力がないという。


そして、そういう人たちの中には、
失敗しないために何も行動しない人も多い。


もし、過去の失敗や敗北が、
新たな行動を妨げる要因になっているならば無用だ。


歩みを止めてはいけない。


障害物を、回避することばかりを考えたり、
それに思い悩み、立ち止まってはいけない。


障害物は、乗り越える努力をしたものだけに、
成功への学びや経験を与えてくれる。


「何も起こらない安全な人生で幸せだった」


死ぬ間際に、こう囁きながら息を引き取る。
自分の魂は、本当にそれを望んでいるだろうか。


「決して失敗しなかった者は、
何も成さなかった者ばかりである」 −作家ロラン


それでは!


09:01:00 - Mikamos - No comments