◆三上の説
欧陽修が語った発想法「三上の説」。
馬上、枕上、厠上。
この三上に共通する事柄は、
物事を考えようとする姿勢がないこと。
「見つめるナベは煮えない」と言われるように、
詰めて考えすぎても、よい考えはでない。
ある事柄を見つめすぎないように、
別のことに身を任せながら、思いをめぐらせて見る。
アイデアは、灯火のようであり、
ほっておくと、いつのまにかどこかに消えてしまう。
ある着想点を見出せたなら、まずメモを取る。
メモには、しっかり書き込んではいけない。
ポイントだけをキーワードで簡潔に書く。
あとから、思い出せるきっかけ程度で充分。
しっかり書き込むと、それより先に熟成しない。
それから、その灯火が消えないうちに、
おもむろに、三上に持ち込んでみる。
すると、不思議と別の着想点と関連し、
別のアイデアや構想が出来上がったりする。
しかし、それもまだ完成形ではない。
メモに追記して、芽の出るのを待たなければならない。
こういうと、グズに見えてしまうかもしれない。
従来からの成功哲学にあるように、
すぐに行動に移すことが大切なのでは?
この見極めのポイントが、重要。
芽も出ていない状態で掘り起こすと失うものが大きい。
しかし、アイデアに芽が出たときは、すぐに行動に移す。
要は、腑に落ちたかどうかが重要だ。
腑に落ちるまでは、三上で扱うことで充分。
じっと見つめるナベは、煮えないのだから。
それでは!
06時12分50秒 on 2010年07月21日 by Mikamos - メイン
