◆安全装置
どんな生物にも必ず組み込まれている本能がある。
それは、安全装置という本能で人間も例外ではない。
安全装置の基本的な使命と動きは、
「明日も、今日と同じであることを実現する」こと。
今日が、どんな状況であれ、
今日一日を生きながらえたという事実がある。
明日も「安全に」生きながらえるには、
「今日と同じ状況にあることが最も安全」という思考。
これによって今の状況が、どんな状況であっても、
本能は、「状況が変わる」ことに抵抗感を覚える。
本人の望む望まないに係わらず。
たとえ辛い仕事であっても、「変わること」を選択せず、
文句を言いながらも続けることを選択してしまうもの。
幸せになれる結婚を目前に、
なぜか、ブルーになってしまうマリッジブルーがある。
これらの動きも安全装置のなせる業。
本当に望んでいることであるはずなのに、
知らず知らずのうちに、それを避けてしまう。
変わりたいのに、変われない理由が、ここにある。
でも、変わる必要性と欲求があるのならば、
変わるための対処法を行う必要がある。
それは、「安全装置をごまかす」ことから始める。
「変化」を「変化」として認識させないこと。
その望んだ状況が、今と同じだと錯覚させることだ。
脳は、現実とイメージの区別が付けられないという。
だから、欲しい結果を具体的にイメージすることは、
安全装置をごまかすことにも有効に作用してくれる。
具体的にイメージする意味は、ここにもある。
望んでいたはずなのに、気持ちが乗らなかったり、
不安になったりしたら、「安全装置」の仕業を疑ってみる。
その「不安」の理由を探そうとするのではなく、
腑に落ちるまで、理想のイメージを描いてみよう。
理想の自分は、「当たり前の自分」。
それは、特別ではなく、今までの自分と同じ。
まるで、許可を与えられたように、
自然と一歩を踏み出せることが出来るだろう。
それでは!
22時24分00秒 on 2009年07月07日 by Mikamos - メイン
