◆世界観
人は、それぞれ世界観を持っている。
平易に表現するなら、価値観といっていいかもしれないが、
ある程度の人たちで共有できるという点で世界観と表現したい。
ルイ・ヴィトンのバッグを持つことの世界観、
燃費の悪い米国車を持つことの世界観。
そうした世界観を同じにする人たちが、
市場にセグメントをつくり、ブランドを作っていく。
そうした世界観を支えているのは、
その人ひとり一人が持っている物語だ。
ルイ・ヴィトンを持つことによる自分のイメージ。
米国車を乗ることによる自分のイメージ。
そして、その多くは、「こう見られたい」という、
他人からの印象を期待して物語を描いている。
しかし、その”物語”の多くは幻想だ。
同じ世界観を持っている人もいれば、
そうでない人もまた、同じくらい、またはそれ以上にいる。
つまり、多くの人は、自分に”偽りの物語”を信じ込ませ、
その世界観を作り出し、維持することの礎にしている。
この”都合のいいウソ”は、個性やアイデンティティにまで及ぶ。
そして、企業は、自社の世界観を浸透させるために、
あるゆる手段を講じ、お金を投資している。
この世界観こそが、”自分の価値”であるともいえる。
今、自分の持っている世界観は、自分のものなのか。
それとも、企業やメーカーに与えられたものなのか。
そこに立ち返ってみると、様々な気づきがある。
自分の本当に望む世界観が、他のところにあることに気づくこともある。
同じ釣りを行うにしても、そこには様々な世界観がある。
そして、その世界観によって、楽しみ方も違ってくる。
もし、好きなことなのに楽しめない要素があるとするなら、
本当は、自分は、違う世界観を望んでいるのかもしれない。
心をオープンにして確かめてみよう。
自分は、本当はどんな物語を期待しているのだろうか。
それでは!
08時18分00秒 on 2011年11月23日 by Mikamos - メイン