◆自由の証
所ジョージさんが車好きなのは、よく知られたこと。
そして、所さんはいう。
「今流行りのエコカーは、面白くない」
車を荷物や人を運ぶ道具とだけみれば、
エコカーのコンセプトは当てはまるのかもしれない。
しかし、それでは面白くない。
エコではないけど、面白い車に乗りたいという。
それを、焼きイモになぞらえてこう説明する。
「電子レンジでも、焼きイモは作れるよね。
でも、俺は落ち葉を拾って集めた焚き火で焼く焼きイモが好き」
手間もかかるし、煙も二酸化炭素も出てエコじゃないかもしれない。
でも、だからこそ特別な美味しさがそこにあるような気がする。
こうした”喜び”をすべて、悪とするならば、
それを突き詰めていけば、世の中のほとんどのものはなくなる。
肉だって食べなくても生きていける。
お菓子だって、パンだってなくても生きていける。
空腹を満たして、栄養が摂れることだけに着目するなら、
中華料理も、フランス料理も、お酒さえもいらない。
そう考えれば、世の中、無駄なものばかりだ。
しかし、人は必要最低限のものだけでは生きてはいけない。
そこに好き嫌いがあって、個性があるから生きていける。
その無駄にこそ価値があるからこそ、
商品やサービスが多種多様化し、ブランドやセグメントができる。
そして、それを選ぶという楽しさが加わる。
たとえ、他人に認められなくても、
自分の中にある”譲れない無駄”を大切にしよう。
誰にも邪魔されない無駄を持つ。
それが、自由であることの証であるようにも感じる。
それでは!
07時06分00秒 on 2011年12月02日 by Mikamos - メイン